不倫と言えば肉体関係があることが一般的ですが、近年ではそういった関係を持たないプラトニック不倫が増加傾向にあります。
しかし肉体関係が無いからといって、不倫をされるのは当然嫌なもの。
それを理由に慰謝料の請求や離婚をしたいと考える方も多くいらっしゃることでしょう。
が、通常の不倫と異なるプラトニック不倫でも慰謝料請求や離婚要求は可能なのでしょうか。
当記事ではその疑問に対する回答や、プラトニックをしてしまう人の心理などをご紹介いたします。
目次
プラトニック不倫とは
プラトニック不倫とは、「精神的な不倫」を意味し、肉体関係を持たない不倫のことを言います。
プラトニック不倫のプラトニックとは、「精神的な」「友愛的な」などの意味がある「Platonic」という英単語に由来しています。
体に触れることはないものの互いに好意を持っており、恋愛の高揚感を楽しむ関係性を築いているケースが多いです。
基本的に肉体関係を持たない不倫は全てプラトニック不倫と呼ばれ、例えば「毎週食事をするだけの関係」から「キスやハグはする関係」までと、幅広い関係性の不倫がプラトニック不倫に分類されます。
実際にあったプラトニック不倫の事例
一般的に不倫と言えば肉体関係がつきものであるため、「プラトニック不倫は肉体関係を持たない不倫」と言われても「実際にどんな不倫があるの?」と疑問を抱かれる方も多いでしょう。
そこで実際にあったプラトニック不倫のケースをいくつかご紹介します。
直接は会わず電話だけ掛け合っているケース
まず最初にご紹介するのは「電話だけ掛け合うケース」です。
相手と直接会うことはないものの、長時間電話をするなどでパートナトーの会話が減り、パートナよりも不倫相手に愛情をかけてしまうことがあります。
そうするとパートナーは通常の不倫と変わらないくらい精神的ダメージを負ってしまうのです。
そのためこのようなケースはプラトニック不倫に該当すると言えるでしょう。
食事をするだけのケース
次にご紹介するのは「毎週食事をするケース」です。
時々食事に行く程度なら前もって伝えてくれていれば、まだ許せるという方も多いと思いますが、自分の知らないところで不倫相手と毎週食事をするというのは許せない方が多いでしょう。
このように毎週決まった時間に食事をするというのは非常に親密な関係性であり、プラトニック不倫に当てはまります。
一緒に習い事に通うケース
最後にご紹介するのは「一緒に習い事に通うケース」です。
ずっと無趣味だった夫が急に習い事を始めたと思ったら、不倫相手の影響だった…ということは意外に多いものです。
相手もまた夫に好意的な態度を示している場合、このケースもまたプラトニック不倫に該当すると言えるでしょう。
プラトニック不倫をしている旦那の心理
一般的な不倫とは異なるプラトニック不倫ですが、果たしてどのような心理からプラトニック不倫をしようと考えるのでしょうか。
なぜ肉体関係は持たなくても良いが不倫はしたいと考えるのでしょうか。
以下にてプラトニック不倫をしている旦那の心理についてご紹介します。
精神的に満足したい
「精神的に満足したいから」不倫している方がいます。
結婚をすると妻以外の女性と深く関わる機会はなくなり、もし夫婦仲がうまくいっていない場合は夫が精神的に不満を抱えてしまうことは多いでしょう。
このような場合は肉体関係がなくても親密な関係の女性がいれば、夫は精神的に満足することがあります。
自分に好意を持っている女性がいれば自身もつき、プラトニック不倫で十分であるという心理状態になるのです。
純粋な恋愛を楽しみたい
「純粋な恋愛を楽しみたい」という方もいます。
結婚して夫となり、また子供が生まれて父親になれば、責任感のある行動を求められます。
また長く妻と一緒にいると刺激が少なくなることは避けられません。
そのため交際前や結婚前に感じるような恋愛の高揚感というのは、なかなか味わえなくなるでしょう。
中にはこれが不満で、純粋な恋愛を楽しみたいためにプラトニック不倫をする夫もいます。
快楽というよりも恋愛の高揚感や刺激などを求めて不倫をするため、肉体関係を持たないプラトニック不倫をしたいと考えるようになるのです。
肉体関係を持たなければ不倫にならないと思っている
最後にご紹介するのは「肉体関係を持たなければ不倫にならないと思っている」です。
この場合は本当は肉体関係を持ちたいけれど、不倫になってしまうからそれは我慢して不倫相手と遊んでいるというような心理状態にあります。
不倫で妻から責められないようにするために、プラトニック不倫をしているのです。
そのため、もしプラトニック不倫がバレてもそれほど悪びれず、「不倫じゃないから問題ないだろう」と開き直ることもあります。
プラトニック不倫でも慰謝料請求・離婚は可能?
パートナーの不倫によって慰謝料請求や離婚を要求する場合は、ホテルに入る瞬間を撮影するなど、肉体関係があったことが重要な証拠となります。
では肉体関係を持たないプラトニック不倫では、慰謝料請求や離婚はどのようになるのでしょうか?
以下にて解説いたします。
プラトニック不倫の慰謝料請求は可能かどうか
まず最初にプラトニック不倫で慰謝料請求が可能かどうかについて説明します。
こちらに関して結論から申し上げると、基本的には慰謝料請求は不可という回答になります。
法律上の不倫は不貞行為、つまり肉体関係があったことを指し、プラトニック不倫は該当しないためです。
しかしプラトニック不倫による精神的苦痛が認められた場合は、10~30万円と少額ながら慰謝料を請求することも可能です。
以下にプラトニック不倫によって慰謝料請求が可能となるケースをいくつか記載します。
- プラトニック不倫によって夫婦関係が悪化したことが認められたケース
- 不倫相手に高額のプレゼントを渡したり2人きりで旅行に行ったりといった行為が、社会的に許容できる範囲を超えていると認められたケース
*夫が不倫相手と結婚を前提に交際を続け、それが原因で離婚に至ったケース
また慰謝料請求が難しい場合でも、示談で解決するケースも多く見られます。
プラトニック不倫が理由の離婚は出来る?
次にプラトニック不倫が理由で離婚ができるかどうかについて説明します。
こちらも結論から申し上げると、プラトニック不倫は原則として離婚事由とはなりません。
しかし、プラトニック不倫が行われている場合は、夫婦仲がうまくいっていないケースが多く、不倫発覚をきっかけに夫婦で話し合い、お互い納得の上で離婚を成立させることもあります。
このような場合は協議離婚となり、離婚することが可能です。
またプラトニック不倫であっても、著しく夫婦関係が悪化したことや家庭の経済を害した
ことが認められた場合は離婚事由になることもあります。
どれだけ親密な関係なのか調査を行う!
上記にて説明したようにプラトニック不倫によって慰謝料請求や離婚を行うというのは基本的にできず、関係性がどれくらい親密であるか証明する必要があります。
そのためにはパートナーを尾行するなどして証拠を集めなければなりませんが、これを素人がやるのは非常に困難です。
よってもしプラトニック不倫の調査を行いたい場合は、探偵事務所に調査を依頼するようにしましょう。
不倫調査のプロである探偵事務所に依頼すれば、バレないように尾行してくれるのはもちろん、
高額な慰謝料請求が可能となる証拠を集めてくれる可能性があります。
またそれらの証拠は離婚や示談金を要求する際にも大いに役立つので、不倫調査が必要な場合はまず探偵事務所に相談するようにしましょう。
浮気調査が得意なHAL探偵社に依頼
上記にてプラトニック不倫の調査を行う際は、探偵事務所に依頼すべきであるとご紹介しました。
中でも浮気調査に強い探偵事務所として有名なのがHAL探偵社です。
調査成功率97.6%とい業界屈指の調査力
調査成功率97.6%という業界屈指の調査力を持ち、慰謝料請求や離婚を有利に進める証拠をしっかりと集めてくれます。
このような高い調査力があるため、HAL探偵社に依頼する人の3分の1は他の探偵事務所で調査に失敗した人や調査はできないと言われた人だったりするのです。
無料カウンセリングを受けられる
加えてカウンセリングが非常に親切丁寧であることでも知られており、無料相談でも2時間近くに渡ってじっくりと話を聞いてくれ、プラトニック不倫の解決について相談者に最適なアドバイスをしてくれます。
分かりやすい料金体系
またこのようなレベルの高い調査や親身なカウンセリングを行っているにも関わらず、業界トップクラスで料金が安く、料金体系が明確であることも特徴の一つです。
調査費用は1時間7000円/1名と業界最安値であり、他探偵事務所よりも総額30万~40万円ほど安くなることも珍しくありません。
また業界では珍しく後払い対応も可能であり、依頼時点では手持ちがないという方でも安心して依頼することができます。
このような「高い調査力」「親身なカウンセリング」「分かりやすい料金体系」の3つが、HAL探偵社がおすすめである理由です。
まとめ
以上、プラトニック不倫に関してその定義や実例、プラトニック不倫で慰謝料請求や離婚が可能であるかをご紹介しました。
一般的な不倫とは異なるプラトニック不倫で慰謝料請求及び離婚をしたい場合は、ケースバイケースとなるためしっかりと証拠を集めなければなりません。
しかし素人が証拠集めを行うのはなかなか難しいため、その道のプロである探偵事務所に依頼するのが得策と言えるでしょう。
当記事がパートナーのプラトニック不倫に悩む方の参考になれば幸いです。