浮気調査の証拠や手がかりとして重要な情報となる相手の音声。
言い逃れできない証拠を提示するため、ボイスレコーダーを使ってこっそり録音をしようと考えている人もいるかもしれません。
実はボイスレコーダーは、使い方を間違ってしまうと、相手との関係を悪化させたり、浮気の証拠として認めてもらえなかったりという危険性があります。
本記事では、浮気調査に適したボイスレコーダー、バレない設置箇所、ボイスレコーダー利用のリスク、探偵に浮気調査を依頼する場合との比較を紹介していきます。
目次
ボイスレコーダーは浮気の証拠として使用出来るの?
浮気を疑い、証拠を集めようと思った時、多くの人が思いつくのがボイスレコーダーの利用による盗聴です。
証拠として使用は出来ますが、単体の証拠としては弱く、裁判などでは証拠として認められない場合もあります。
ボイスレコーダーが有利に働くのは、不倫相手と肉体関係を持ったことが分かる音声が録音出来た場合です。
ボイスレコーダーで録音した音声の証拠性について詳しくは、本記事内の「ボイスレコーダーは違法?色々なリスクを解説」にて解説しています。
ただし、探偵に依頼することを考慮しているのであれば、自分で仕込んだボイスレコーダーは調査に非常に有益な情報源になります。
例えば、ボイスレコーダーで録音した会話から不倫相手と会う日時を推測し、張り込みなどを行い、写真などのさらなる証拠を掴むことにつなげられます。
このように、音声は単体の証拠としては弱くとも、調査をスムーズに進めるために大きな手がかりとなることが少なくありません。
長時間録音出来る!浮気調査に向いているボイスレコーダーは?
ここでは、長時間録音が可能で浮気調査にぴったりなボイスレコーダーを3つ紹介します。
オリンパス Voice-Trek VP-15
非常にスリムで、相手に気づかれることなく使えるスティックタイプのボイスレコーダーです。
高音質かつ使いやすさに定評のあるレコーダーです。
機能 | ・自動録音機能 ・セルフタイマー機能 ・擦れ音フィルター ・高機能の全指向性ステレオマイク ・ステレオマイクロホンセット(別売)装着で、 より遠くの声や複数人の声をクリアにキャッチ |
---|---|
録音可能時間 | 66時間 |
費用 | 8,000~10,000円(オープン価格) |
ソニー ICレコーダー 16GB ICD-TX800
重さたったの22g、縦横サイズが38mmと、コンパクトさが魅力のレコーダー。
機能 | ・3分の充電で1時間の録音が出来る急速充電対応 ・こすれ音を低減するローカットフィルター「ポケット」モード ・録音のし忘れを防止する「録音開始タイマー」機能 ・録音ボタンを押せばすぐに録音をスタートする「ワンプッシュ録音」 ・リモコン、キャリングケース付き |
---|---|
録音可能時間 | 15時間 |
費用 | 17,100円 |
本体にはクリップがついているため、携帯用にもぴったりです。
付属のリモコンや専用スマホアプリから、ワイヤレスで簡単に遠隔操作が可能となっています。
ベセトジャパン VR-P005N
音声自動録音機能が搭載された、ペン型のボイスレコーダーです。
機能 | ・待機日数30日間 ・音声を感知して自動で録音 ・2時間の急速充電 ・ボールペンとしても使用可能 ・録音ボタン、LEDがなく気づかれない |
---|---|
録音可能時間 | 144時間 |
費用 | 14,960円 |
見た目は普通のボールペン、しかし最長待機時間はなんと30日間。
パートナーに見つかることなく、音声で監視を続けてくれます。
浮気調査でバレないボイスレコーダーの隠し場所はどこ?
浮気調査におけるボイスレコーダーは、対象者にバレないことが何より重要です。
ここでは、見つかりにくいボイスレコーダーの隠し場所を紹介します。
鞄の中仕掛ける
パートナーが常に持ち歩いている鞄の中にボイスレコーダーを仕掛けると、やはり有益な証拠を掴める可能性が高いです。
ただし、鞄に仕掛ける場合は内側の布糸をほどいてから仕込むなど、バレないように少し細工をするべきです。
サイドポケットなどにそのまま入れても使えますが、気付かれてしまうリスクが高まります。
車の中に仕掛ける
車の中という密室空間では、パートナーも気が緩み証拠となる発言をする可能性が高いです。
また、車内には見つかりにくい設置場所が多くあります。
例えば、ダッシュボードの中。
助手席側のダッシュボードは、設置しやすい箇所のひとつです。
小型タイプやスティックタイプであれば、中にモノを入れていないという場合でも気付かれずに仕掛けることができます。
シートの隙間も見つかりにくい設置場所です。
シートの隙間に挟む場合には、スリムなスティックタイプのレコーダーが必須です。
対象者が普段座らない、触らないような場所に設置しましょう。
最後に、絶対にバレたくないという場合には座席の裏側がおすすめです。
しっかりと固定していればまず気付かれることはありません。
ノイズキャンセリング機能の付いたレコーダーを選ぶと、車内であってもクリアな音声を聞き取れます。
寝室に仕掛ける
相手が車を使用しない場合は、寝室に仕掛けることをおすすめします。
自宅に浮気相手が来なくとも、電話や独り言などからその実態に近づけるかもしれません。
特にベッドの裏やソファーの裏などは、バレる確率が非常に低いです。
机がある場合には、ペン型レコーダーを置いてみてもいいですね。
ボイスレコーダーは違法?色々なリスクを解説
ボイスレコーダーを利用する際のリスクについて不安に感じる人もいるでしょう。
ここでは、ボイスレコーダーを利用することで起こり得るトラブルについて紹介します。
違法行為に該当する可能性がある
盗聴や秘密録音など、会話の内容を相手に無断で録音することそれ自体は、実は違法ではありません。
しかし、ニュースなどで「盗聴などをして逮捕」と聞いたことがある人もいるかもしれません。
これは、盗聴の前後に行った行為が犯罪とみなされたケースです。
例えば、他人の部屋に盗聴器を設置したという場合、その行為は、住居侵入罪に該当します。
また、盗聴したことで得た情報をもとに浮気相手の行動を監視したり、浮気相手をつきまとったりすると、ストーカー規制法違反に該当します。
したがって、盗聴方法やその後の行為によっては、損害賠償の対象となる可能性もゼロではありません。
バレてしまいパートナーとの関係が悪化する
万が一ボイスレコーダーの存在がパートナーにバレてしまうと、間違いなく関係は悪化するでしょう。
もしも対象者が実際に浮気をしていた場合には、相手は警戒し、その後の証拠が掴みにくくなります。
また、浮気の事実がなかった場合にも「ボイスレコーダーを仕掛けるほどに疑われていた」という事実にショックを受けてしまうでしょう。
浮気の事実の有無によらず、パートナーとの関係悪化は免れません。
浮気の証拠として弱い
無断で録音した音声データは、裁判において証拠として認められない場合があります。
東京高裁の判決には、「著しく反社会的な手段を用いて人の精神的肉体的自由を拘束する等の人格権侵害を伴う方法」を用いない限りは、証拠能力を有するとあります。
逆に言うと、例えば相手に拷問して話をさせた場合には、証拠能力が否定されます。
また、酒に酔った状態で話した内容を録音していたとしても、それが真意でなさそうであれば、証明力が低いとみなされます。
しかし、ボイスレコーダーで掴んだ音声以外にも、ラブホテルに出入りしている写真があれば有利に働く可能性もあります。
ボイスレコーダーと探偵の浮気調査を比較!
ここでは、ボイスレコーダーを仕込み自分で調査する場合と、探偵に浮気調査を依頼した際の比較をしてみます。
ボイスレコーダー | 探偵 | |
---|---|---|
費用 | 1万~5万円 | 5万~100万円 |
証拠が掴めるまでの期間 | 2ヶ月~半年 | 1週間~1ヶ月 |
証拠の有益性 | ・音声だけでは証拠として弱い ・必ず浮気の証拠が掴めるわけではない |
・高性能カメラ、GPSなどを使用し証拠を掴む ・裁判で認められる条件を熟知しており、 調査報告書はそのまま裁判で使用可能 |
バレにくさ | △ | ◎ |
「調査にかかる費用」について
費用については、やはりボイスレコーダーの方が安く済みます。
しかし、ボイスレコーダーで録音した会話だけだと、証拠としてとても弱い可能性があります。
ボイスレコーダーだけで浮気調査は出来ないということになります。
探偵に浮気調査を依頼するよりも各段に安いですが、きちんとした証拠にはなりません。
もちろん、手がかりを掴むだけならボイスレコーダーも十分役に立ちます!
「証拠が掴めるまでの期間」について
証拠を掴むまでの期間は、一般的に探偵の方が圧倒的に速いです。
なんと言っても、探偵は調査のプロ。
複数人で調査を実行し、徹底的に効率的に証拠となるものを収集してくれます。
自分でボイスレコーダーを使って証拠を掴もうと思っても、自分の時間の全てを調査に費やすことは、どうしても難しいでしょう。
そのため、探偵の方が速く、確実に証拠を掴見ます。
「証拠の有益性」について
先ほど説明した通り、ボイスレコーダーで録音された音声は、裁判で使用するための証拠としては弱い可能性もあります。
裁判をせずに、当人同士のみで話し合う場合は、ボイスレコーダーの記録だけでも相手を認めさせるのに十分な証拠となります。
しかし、それだけでは不倫を認めない人もいます。
言い訳をしたり、逆ギレして認めない可能性があるパートナーであれば、探偵に依頼してしっかりとした証拠を掴むことをオススメします。
探偵は調査報告書を作成してくれ、それをそのまま証拠として裁判で用いることができます。
「バレにくさ」について
バレにくさについても探偵の方が上回ります。
例えばボイスレコーダーを設置するにしても、探偵は対象者が気付きにくい場所を熟知しています。
また、例えば裁判で使うために音声以外の証拠が欲しいとなった場合、張り込みを行い、写真撮影などを行います。
張り込みは、ボイスレコーダーよりも相手にバレてしまう確率が高い行為です。
探偵に依頼しておけば、対象者と適切な距離を保ちながら、決して相手に気付かれることなく様々な証拠を掴みます。
浮気調査にオススメな探偵事務所とは:HAL探偵社
浮気調査を探偵に頼む場合、HAL探偵社への依頼がおすすめです。
その大きな理由は、調査費用の安さにあります。
上で見た通り、やはり個人でボイスレコーダーを使用して証拠を掴むことに比べ、探偵に依頼すると費用が高くなります。
会社によっては、浮気調査で1,000,000円以上の高額を請求されることも。
しかし、HAL探偵社は一般的な探偵事務所の相場よりも調査費用が安く設定されています。
具体的に言うと、他社の浮気調査にかかる費用平均が1,182,000円のところ、HAL探偵社の平均は320,000円。
約4分の1の価格となっています。
その理由は、広告費やユニフォーム、無駄な機材などの徹底した削減です。
また、HAL探偵社では、費用が安いのにも関わらず、クオリティの高い調査報告書を作成してくれます。
4万件以上の調査をしてきた実績をもとにしたノウハウを用い、効率的に綿密な調査報告書を作ります。
その報告書は、そのまま裁判でも利用されるほど。
また、HAL探偵社は全国18店舗に展開されています。
もちろん、店舗のない都道府県でも出張調査が可能です。
出張費はかからず、料金も全国一律同価格となっていることも、安心できるポイントです。
まとめ
ここまで、浮気調査におけるボイスレコーダーについて紹介してきました。
ボイスレコーダーを使って盗聴することそれ自体は違法ではありません。
ただし、音声単体では証拠としては薄く、また裁判で認められない可能性やパートナーとの関係が悪化するリスクもあります。
浮気の実態に迫るため、補助証拠を掴むためにボイスレコーダーを使うことは有効ですが、速く確実に裁判で使える証拠が欲しいという場合には、探偵に依頼することをおすすめします。