浮気の誓約書の内容を解説!効力のある誓約書の書き方や書かせるメリットとは

公開日:2020/03/11
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夫婦関係を続けている中で、結婚相手が不倫をする可能性は決してゼロではありません。

浮気が原因で、辛い想いをした人もいるのではないでしょうか。

相手が浮気をしたら、誓約書という書面に内容を残すことが大切です。

結婚生活を続けるにしろ、ゆくゆく離婚という結末を迎えるにしろ、あなたにとって誓約書は有効に働きます。

今回は不倫の誓約書を作るメリットと具体的な内容、誓約書作成前に逃げられそうになった場合の対処法などについて紹介します。

効力はある?不倫の誓約書とは

誓約書のイメージ画像

  • 二度と浮気をしない旨の約束を書面に残したもの
  • 口約束は証拠として残らない|浮気をしても約束の事実を証明出来ない
  • 浮気を抑止したり、ペナルティを課したり出来るようになる

浮気の誓約書とはパートナーに浮気行為が見つかった後、二度と浮気をしない旨の約束を書面に残したものです。

口約束で二度と浮気はしないと言っても、証拠としては残りません。

また不倫をされたとしても証拠が残っていないので、不倫をしないと約束をした事実を証明出来ないのです。

誓約書として約束ごとを記載しておけば証拠として残るため、浮気を抑止したり、ペナルティを課したり出来るようになります。

不倫を抑止することは結婚生活を続ける上で大切なことです。

また仮に再度浮気をされて離婚となっても、慰謝料請求などでスムーズに状況が進むようになります。

浮気の誓約書を書かせるメリットとは

誓約書のイメージ画像

  • 不倫相手と別れさせ、再発を抑止出来る
  • 浮気は大きな問題だと認識してもらえる
  • 将来訪れるかもしれない離婚の準備が出来る

最近では結婚相手が浮気をした場合、誓約書を書いてもらう人は一般化してきています。

誓約書を書いてもらうと、あなたにとってたくさんのメリットが発生します。

主なメリットを5つ見ていきましょう。

不倫相手と別れさせ、再発を抑止出来る

1つ目のメリットは浮気相手と別れさせ、再発を抑止出来ることです。

パートナーが浮気をしたとしても、さまざまな事情からもう一度結婚生活を築き直そうと考える人もいることでしょう。

結婚生活をやり直し、続けていくためには浮気の再発を防ぐことが重要です。

誓約書の中にもう浮気はしない旨、そして再度浮気をした際のペナルティを記載しておくことで、浮気の解消と再発を抑止出来るようになります。

浮気相手にも書いてもらうことで完全に関係を切ることが出来る

誓約書は不倫をしたパートナーだけでなく、不倫相手にも書かせることが出来ます。

誓約書を書いてもらうだけでも不倫再発の抑止力がありますが、一定期間後に別れた相手との関係が戻る可能性もゼロではありません

浮気相手にも書いてもらうことでさらに強い浮気防止の材料となるでしょう。

浮気は大きな問題だと認識してもらえる

3つ目のメリットは、浮気とは大きな問題だと認識してもらえることです。

最近はテレビやインターネット上で浮気が簡単に取り上げられており、深刻な問題ではないと錯覚することが少なくありません。

しかし浮気は深刻で、大きな問題です。

浮気をされた側は心の底から傷付きます

誓約書を作ることでパートナーに浮気は大きな問題であると認識させられ、さまざまなペナルティを課せれる可能性があることを知ってもらえるようになるでしょう。

将来訪れるかもしれない離婚の準備が出来る

一度は結婚生活をやり直そうと思い立っても、ゆくゆく離婚を決断することがあるかもしれません。

浮気が分かった段階で誓約書を作っておかないと、離婚をする時にあなたに不利に働く可能性があります。

例えばパートナーから「浮気は容認してもらっていた」と主張されても、証拠が無いので反論が出来ません。

慰謝料や親権などで、相手の言うなりになるかもしれないのです。

誓約書を作っておくことで、将来訪れるかもしれない離婚の準備が出来ます。

不倫をしたという証拠を残すことが出来る

5つ目のメリットは浮気をしたという証拠を残すことが出来ることです。

浮気をした事実と、もう浮気をしない約束が書面として残ります。

将来離婚調停や裁判離婚を利用する際、誓約書という証拠があればあなたに不利な判断が下ることは無いでしょう

項目別!浮気の誓約書の内容と書き方を解説

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  • 浮気の事実は「いつ、どこで、誰と、不貞行為を行っていたか」を書く
  • 浮気相手との関係を解消することを書く
  • 慰謝料の金額や離婚条件についても詳細を書く

浮気の誓約書には、盛り込むべきポイントがいくつかあります。

書くべき内容を項目別に見ていきましょう。

浮気の事実

1つ目は浮気の事実です。

浮気をした事実を記しておくことで、浮気をしたことが証拠として残ります。

記載のポイントは「いつ、どこで、誰と、不貞行為を行っていたか」を書くことです。

またメッセージのスクリーンショットや写真、レシートなどの浮気の事実を立証出来る資料がある場合は保管をしておきましょう。

離婚調停や裁判で有効となります。

不倫相手との関係を解消する旨

2つ目は、浮気相手との関係を解消する旨です。

浮気相手との関係を完全に解消し、今後一切連絡を取らない旨を記載してもらいましょう。

さらに浮気相手の連絡先を全て消去して、電話やメール、SNSなどを通しても絶対に連絡を取らないと追記をしておきます。

もし浮気相手と仕事の付き合いがある場合は「仕事で必要な内容を除いて、一切連絡をしない」と書くと良いです。

異性への密かな連絡や密会をしない旨

大切なのは夫婦間で、何を許容して何を許容しないのかをはっきりさせておくことです。

許容範囲が明確でないと誓約書の作成自体が無意味になってしまいます。

異性への密かな連絡や密会をしない旨を記しておけば、やましい気持ちでの異性との付き合いを防ぐことが出来ます。

再度不倫をした場合の慰謝料について

誓約書作成後にまた不倫をした場合、慰謝料を支払う旨を記載しておくことも大切です。

不貞行為による慰謝料の金額は法律で決まっていません。

不倫の頻度や夫婦間の生活状況、不倫をされた側の過失などを勘案して決定されます。

あまりにも高額な慰謝料を記載するのは止めましょう。

誓約書自体が無効になってしまう可能性があるためです。

不倫による離婚の慰謝料相場でもある、100万~300万円とするのが良いでしょう。

離婚条件

離婚に至った場合の離婚条件も記載しておきましょう。

離婚を申し出たら速やかに離婚に応じること、子どもの親権や養育費、財産分与、不動産の所有権やローンなど、離婚で想定されるものをある程度決めておくと良いです。

浮気の誓約書を強制的に書かせるための3つのアドバイス!

困っている女性のイメージ画像

  • 家庭裁判所を利用する
  • 自分で証拠をつかんで見せる
  • 探偵事務所に依頼して不倫の証拠を掴む

一度は浮気を認めて誓約書を書くことに同意してもらっても直前になって「本当は浮気をしていない」と言って逃げられそうになるかもしれません。

対処法を全部で3つ紹介します。

家庭裁判所を利用する

1つ目の方法は、家庭裁判所の夫婦関係調停を利用することです。

裁判所の職員に仲介してもらい、夫婦で話し合いを持ちます。

夫婦間での話し合いがまとまれば調停調書という文書に残り、調書の中に誓約書と同様の無い内容を盛り込むことが出来ます

自分で証拠をつかんで見せる

2つ目が浮気している証拠をつかんで見せることです。

浮気の証拠を見せれば、言い逃れをすることは出来ません。

浮気相手とラブホテルに入る現場の写真や、浮気と分かるようなメッセージのスクリーンショットなどが有効です。

不貞行為があったことを証明出来る内容を、証拠としてつかみましょう。

探偵事務所に依頼して不倫の証拠を掴む

浮気の証拠を一人で集めるのは簡単ではありません。

パートナーや浮気相手にバレたり、浮気現場を鮮明に撮影できなかったりすることもあるでしょう。

自分で証拠をつかむのが難しい場合は、探偵事務所に依頼する方法もあります。

浮気調査の実績が豊富な探偵事務所であれば、確実に浮気の証拠をつかんでくれます

完全成功報酬プランを取り入れている事務所であれば、浮気の証拠を得られなかった場合に料金を支払う必要がありません。

また電話やメールでの無料相談も実施しているので、気軽に相談することが出来ます。

浮気の誓約書を弁護士に依頼する場合!

弁護士のイメージ画像

  • 誓約書を作るにはエネルギーが必要
  • 弁護士に作成をお願いすれば、有利な誓約書を作ってもらえる
  • 探偵事務所からの紹介で無料で弁護士に誓約書作成をお願い出来る

浮気をされた際は誓約書を書いてもらう必要性について解説をしてきました。

結婚生活を続けるにしろ、ゆくゆく離婚をするにしろ誓約書を作っておくことでさまざまなメリットをあなたに与えてくれます。

しかし誓約書を作るにはエネルギーが必要です。

手を抜いた誓約書を作ってしまうと、場合によってはあなたに不利な状況をもたらすかもしれないためです。

誓約書作成を弁護士にお願いする方法もあります。

離婚問題や法律の専門家である弁護士にお願いをすれば、あなたに不利に働かない誓約書を作ることが出来ます。

探偵事務所によっては浮気調査をお願いして証拠を集めてもらった場合、無料で弁護士に誓約書作成をお願い出来ることがあります。

浮気調査と誓約書作成をセットでお願い出来るので、疲弊することなく効率的に動けるのがメリットですね。

まとめ

スーツの女性のイメージ画像

結婚相手が浮気をした場合、誓約書を作りましょう。

浮気の再発防止だけでなく、将来離婚に至った場合に慰謝料請求や親権などで、あなたに有利に働くようになります。

浮気をしたにも関わらず誓約書を作ろうとしない場合は家庭裁判所の調停の他、自分で証拠を集めて見せる方法や探偵事務所に依頼をする方法があります。

探偵事務所によっては浮気調査で証拠を集めてもらった場合、無料で弁護士に誓約書作成をお願いすることも可能です。

弁護士にお願いすることで、あなたに不利とならない誓約書を作ることが出来るようになるでしょう。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「浮気の誓約書」に関してよくある質問を集めました。

浮気の誓約書とは

二度と浮気しないための約束事を書面に残したもののことです。

浮気の請求書を書いてもらうメリットとは

第一のメリットは、慰謝料請求や離婚に応じるなどと、再度浮気をした場合にペナルティーを課すことが出来ます。

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