「男は浮気をするもの」「浮気をしない男の方が珍しい」という風潮は昔からあります。
しかし、妻側の不倫も芸能ニュース等で見ていると結構あるものです。
実は近年、妻が不倫すると いうケースの事例や相談が年々増えています。
本記事では、「妻がで出会い系で不倫?不倫になるケースとは」「妻が出会い系アプリを利用して不倫している時の兆候」「妻にフリインの兆候がある場合の対処法」「妻が出会い系アプリを利用して不倫する理由」の4つで、マッチングアプリ等の出会い系を利用して妻に不倫をされてしまったケースを取り上げています。
妻に不倫をされている方はもちろん、かもしれない方もぜひ本記事をご覧ください。
目次
妻が出会い系で不倫?不倫になるケースとは
法律上の定義は明確に決まっています。
「配偶者がいる身でありながら配偶者以外の異性と肉体関係を持つこと」は不貞行為とみなされます。
出会い系が不倫になるケース
出会い系が不倫になるケースとは、配偶者以外の異性と肉体関係を持ったときです。
マッチングアプリ等の、いわゆる出会い系サイトで出会った相手と不倫関係に発展するケースが年々増加の一途を辿っています。
そして、性的関係は、相手がプロ(風俗の店員等)で対価を支払う相手であっても不貞行為とみなされるのです。
出会い系で「一度だけの行為」でも「お酒を飲んで酔っていたから覚えていない」と主張しても不貞行為となります。
※一度だけの体の関係の場合も不倫となりますが、証拠を掴みにくいので慰謝料請求の裁判で負けてしまうリスクがあります。
出会い系が不倫にならないケース
出会い系で知り合った男性と性的関係がない場合は、不倫には該当しません。
例えば、食事やドライブデートをしただけで、ホテルには行っていない場合です。
夫婦間では、「出会い系を使ってデートしている時点で不倫じゃない?」と責めたくなるかもしれません。
しかし、法律上では不倫にならないのが現実です。
妻が出会い系アプリを利用して不倫している時の兆候
実際に妻が出会い系アプリで不倫をしていたケースから兆候をチェックしていきましょう。
怪しいアプリがインストールされている
- マッチングアプリがインストールされている
- 携帯の通知がやたら多いアプリがある
妻の携帯をチェックする機会はなかなかないかもしれません。
しかし、妻の不倫疑惑を明らかにするためにも、携帯を除いてみましょう。
LINEやInstagram等のメジャーになっているSNS以外のアプリで、誰かと、やり取りをしていたら注意が必要かもしれません。
こそこそと携帯をスワイプしている様子がある
もともと男性よりも女性の方がスマホ依存だったり、SNSで男女問わず友人との繋がりを大切にする傾向があります。
そのため、妻が暇さえあれば携帯をいじってばかりいるという家庭も多いでしょう。
しかし、以下の場合は浮気の可能性が高いと言えます。
- トイレやお風呂に携帯を持ち込む
- 夫と少し離れた距離での携帯を使用するようになった
- 携帯を使用している妻の近くを通ると慌てて画面を閉じた
- やたらと通知が多く、通知が来る度に携帯を気にしている
このような素振りが見られるようになったら、何かやましいことをしているかもしれません。
外出する際の言い訳がおかしい
以前よりも外出する頻度が増えたり、外出の理由に違和感を感じる時も注意した方がいいでしょう。
実は不倫相手と会うための外出だったケース
「急に〇〇(同性の友人)に呼び出された」ということが増えた
本当に急に友人に呼び出されることもありますが、本当の友人でしたら自己都合で何度も相手を呼び出して数時間拘束すると言うことはそうそうありません。
習い事の体験に行くと言ってお洒落をして数回・数時間の外出
習い事の説明会は1回で済むことの方が多いのではないでしょうか。
やたらと妻の実家に泊まる回数が増えた
小さな子供がいる場合、「育児の息抜きに自分の(妻側の)実家に母子で泊まる」ということはあります。
しかし、頻繁だったりその期間は連絡がなかなかつかないなど、いつもと違う時は心配ですね。
上記3つは、実際に奥様が不倫の言い訳として使用した内容です。
100%怪しいとは言い切れませんが、今後も注意した方が良さそうなケースではないでしょうか?
妻に不倫の兆候がある場合の対処法!
自分の妻が不倫をしているかもしれない…そう感じた時はとても苦しいですよね。
特に、男性の方が急なトラブルや心の傷になることは目を背けたくなる生き物と言われています。
中には、不倫の確証はあるものの「自分の気のせい」「いつか自分のところに戻ってくるはず」と不倫の話題に踏み込むことが出来ない、という人もいます。
しかし、ずっとそのままにして良いはずはありませんね。
不信感を持ちながらの夫婦生活は精神的にもよくありません。
心身の健康と、楽しい未来の為にしっかりと決着をつけることをお勧めします。
不倫をされた場合は以下の3通りのどれかになるでしょう。
- 夫婦関係の修復
- 別居
- 離婚
どの選択をするにしても、不倫の事実を証明する証拠はあった方が良いです。
まず話し合いをする際に「シラを切られて取り合ってもらえない」ということを防げます。
そして最終的に離婚を選択する場合には、慰謝料や財産分与等あなたのこれからを前よりもストレスのないものにする為にとても有効です。
探偵に浮気調査を依頼する
自分で浮気の証拠を掴むのはなかなか難しいものです。
そして、夫が自力で「不倫の証拠を掴む」のはなかなか難しいでしょう。
女性の方が勘が鋭く、夫がこっそり携帯や持ち物をガサ入れしたことに気付いたり、やましい証拠品があっても女性には生理用品と一緒にしまって隠す等、男性にはないテクニックもあります。
妻の怪しい言動を感じたら、プロの探偵に依頼することをお勧めします。
実際に、あった1つの例を紹介します。
実際のエピソードを紹介
共働きの妻が、「職場の飲み会」と言って外出することが増え、ほぼ毎回帰宅は深夜。
在宅時にはやたらと携帯を気にしておかしい為、「決まっている飲み会の時は事前に知られてくれれば夕飯は会社帰りに食べてくる」と伝え、妻の予定を把握。
そして、探偵に依頼をしたら、全く知らない男性とホテルに出入りするという証拠を掴んだ。
妻の不倫相手は、出会い系で出会った人だった。
この旦那様は、浮気調査で掴んだ証拠を元に夫婦で話し合い、妻に慰謝料を請求し離婚となりました。
浮気調査の費用の相場
浮気調査といっても探偵社によって費用に差があります。
一般的な相場は10万~100万円くらいで人件費や日数などによっても変わってきます。
無料相談や無料見積もりがある探偵社に一度相談してみると自分のケースの相場が見えてくるかもしれません。
成果報酬型の探偵社もあり、コスト削減をすることもできます。
しっかり吟味しましょう!
不倫の慰謝料を請求する
不倫をされて慰謝料を請求する場合、判例での相場は50万~300万円と言われています。
金額に幅がある理由は以下です。
- 婚姻歴の長さ
- 不倫された側に落ち度(配偶者の心身を痛めつける行為)があるか、ないか
- その不倫で離婚に至ってしまったか、復縁できたか
- 離婚になる場合経済的に自立できていない子どもがいるか、いないか
上記の様に、家庭のあり方が様々な為慰謝料の金額も個人差があります。
離婚する
不倫によって離婚を選択した場合は特に不倫の証拠が大きく効力を発揮します。
離婚をする場合は、しっかり慰謝料を請求しましょう。
離婚をして財産分与が発生した際、基本的には半分ずつ分ける財産分与が慰謝料額が大きいほどあなたにとって有利になるので、人生を立て直す足掛かりになってくれるはずです。
マッチングアプリの利用をやめさせるには
離婚にまではいかない場合は、出会い系のマッチングアプリをやめさせる必要があります。
まず、アプリで関係を持った相手全てに「もう関わらない」と妻に言わせましょう。
そしてアプリを消去させ、いつでも携帯電話を夫がチェックしてOKという約束にしましょう。
お互いに良い気持ちはしませんが、夫婦関係を立て直す為には必要でしょう。
妻が出会い系アプリを利用して不倫する理由
そもそも、既婚者がマッチングアプリでの出会いを求める根底には何があるのでしょうか?
理由は人それぞれですが、「暇だから」「刺激が欲しいから」という自己中心的な理由だけでなく、
日常の寂しさや虚しさが大きなストレスとなり、自分を求めてくれる人が欲しかったというケースも多く見られます。
不倫はいけないことですが、出会い系アプリを使ってまで異性を求めるという理由を考えて見ていきましょう。
旦那とセックスレスだから
夫婦のセックスレスに頭を悩ますのは男性側だけではありません。
妻になり、または母になって「女性」としての扱いを受けなくなったことに不満や焦りを持つ人は大勢います。
また、セックスレスでなくても妻が不倫をする理由として、夫婦のセックスが旦那中心の性処理だけでしかないと感じることへの不満も多く見受けられます。
恋愛をしたいから
いつまでも恋人の様なラブラブな夫婦が憧れ、と皆思いますが、長年連れ添った夫婦が、「異性でなく同居人になった」「旦那に男を感じない」という話はよくあります。
そんな夫婦関係になるには、お互いの甘えや気の緩みがあるのかもしれません。
そうなったときに、「このまま人生終わるのかと思うと寂しい」と不倫に走ってしまうケースもあります。
1度の肉体関係なら不倫にならないと思っている
結構勘違いしている人が多いのですが、「一度の過ちなら不倫にならない」ということはありません。
たった一度であろうと、「既婚者が配偶者以外と肉体関係をもったら不倫」です。
また、一度の肉体関係なら「夫にばれないだろう」と思っている女性もいます。
もし、不倫相手が「既婚者とは知らなかった」という場合は、不倫相手には責任は発生しません。
しかし、不倫をした配偶者にはしっかり責任が発生します。
まとめ
「妻が出会い系サイトで不倫をする」なんて、ドラマの話の様ですが実際にその様な女性はたくさん居るのが事実です。
もちろん不倫はよくないことですが、よほど自己中心的な配偶者でない限りされた側にも原因があるかもしれません。
しかし、どんな原因があるにせよ不倫に繋がる行動を実行に移して良い理由にはなりません。
不倫の兆候がある時は、この先の夫婦関係や自分の人生の方向性をしっかり見直す機会として冷静で的確な行動が大切ですね。