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増え続けている熟年離婚の実態とは
今回は熟年離婚を20年以上の結婚期間がある夫婦の離婚として考えます。
厚生労働省の資料からみても平成30年の資料としては、現状は離婚する年齢層も高くなっています。
2002年は熟年離婚の数が41,825組で、総離婚数に対して15.8%の割合となっています。
それに対して、2018年は熟年離婚の数は38,539組と数は減っているものの、熟年層の離婚率の割合は18.4%と増えています。
出典:厚生労働省
熟年離婚の理由とは
- パートナーが不倫したから
- 離婚が珍しくなくなったから
- 子供が自立したから
- 旦那が定年退職したから
- 女性の社会復帰が可能な時代になったから
熟年夫婦が離婚する理由は、主にこの5つです。
熟年不倫の特徴とは
警戒心が薄い
長年一緒に生活していると、信頼関係が生まれてパートナーの浮気を疑うことは無くなります。
その隙を狙って浮気をしているので、とても警戒心が薄いことが特徴です。
他にも「妻が自分に関心をしなくなったから浮気してもバレない」と思っていることもあります。
不倫をしている本人は、全く気付かれていないと思って不倫相手と会っているのでしょう。
警戒心が薄いおかげで、浮気の証拠が掴みやすいと言われています。
離婚に発展する可能性が高い
長年一緒にいると恋愛感情も無くなり、むしろ不満ばかり溜まっていきます。
そこに何十年ぶりに恋心を抱かせてくれた異性(不倫相手)が現れると、そちらにハマってしまうのでしょう。
そして無意識に不倫相手とパートナーを比較し、余計にパートナーのダメなところが見えてきて不倫をしている本人から離婚を切り出されてしまうようです。
熟年不倫をしてしまう原因
- 夫婦生活のマンネリ化
- 家庭内での精神的苦痛
- 時間と経済的な余裕が出来たから
夫婦生活のマンネリ化
大きなきっかけの一つに、夫婦生活のマンネリ化があります。
マンネリ化はどちらが悪いと言うわけではなく、人には慣れというものがあります。
夜の話だけでなく、日中からコミュニケーションが少なく、お互いの気持ちが満たされていない場合に魅力的な他の異性に出会ってしまうと、パートナーとも比較してしまい、より気持ちが入ってしまうことも大いに考えられます。
家庭内での精神的苦痛
また、パートナーの両親と一緒に住んでいる場合や家庭内でのパートナーからの嫌がらせなど、精神的な苦痛を受けている場合に、癒しを求めて他の異性に気持ちが移ってしまうことがあります。
家庭内でのストレス・不満を発散する場が無い人は、危ないかもしれません。
時間と経済的な余裕が出来たから
子供が自立し、時間と経済的な余裕が出てきたことが不倫のきっかけになることもあります。
今までは子育てや仕事に必死で考えもしなかったこと、したくても出来なかった趣味などを始めることで、結果的にコミュニティが広がり、新たな出会いの機会が増えてしまうことも多くあります。
そして時間に余裕があることで、様々な誘いに乗れるようにもなり、不倫につながるケースも多いです。
このように、熟年夫婦の生活には様々なきっかけがあり、不倫の可能性が潜んでいることが分かります。
熟年不倫で請求出来る慰謝料の相場とは
熟年不倫の慰謝料の相場:100万~300万円
熟年不倫された場合の慰謝料の相場は、100万~300万円だと言われています。
不倫の慰謝料の金額は、いくつかの項目から考慮して決定します。
- 不倫の期間
- 婚姻期間の長さ
- 反省しているかどうか
- 精神的苦痛の程度
不倫の回数・期間
会う頻度が高ければ高いほど、配偶者への裏切り行為、すなわち精神的苦痛を与えられたと考えられるので慰謝料の金額も大きくなります。
一回しか肉体関係を持っていない場合は証拠が不十分だと判断されることがあり、金額が下がってしまうかもしれません。
婚姻期間の長さ
婚姻期間が長いほど、裏切られた気持ちが大きくなりそれを考慮した金額を請求することが出来ます。
反省しているかどうか
パートナーが真摯に謝罪してきたり、反省している様子があるのであれば、減額の対象となります。
反対に、「あなたに落ち度があった」「不倫相手がしつこかったから」など責任を擦り付けようとしてきた場合には高額になる可能性が高いです。
精神的苦痛の程度
パートナーの不倫により、うつ病になってしまったり、精神的に病んでしまったりした場合には高額な慰謝料を請求出来る可能性が高まります。
この場合は、その事実を証明するための病院の診断書などが必要になります。
熟年不倫の慰謝料請求で証拠が必要な理由
パートナーが不貞行為を行った証拠が無ければ、慰謝料は請求することは難しくなってしまいます。
その理由は、慰謝料請求を申し立てたところで、証拠が無ければ裁判官も事実を確認出来ないので決断が難しいからです。
そして浮気調査を進めていくと、不倫相手と会っている頻度や2人の親密さなどが分かってきます。
浮気の証拠が無ければ、高額な慰謝料請求を狙うどころか、請求すら出来なくなってしまうかもしれません。
そうならないように必ず浮気の証拠を掴みましょう。
不倫疑惑のある配偶者を浮気調査した方が良い理由
- 証拠が無ければ慰謝料の請求が難しいから
- 浮気の有無をハッキリすることが出来る
- 自分で浮気調査を行うと身体に負担がかかり過ぎる
- 慰謝料請求で有利になる証拠を掴むことが出来る
- 詳細な証拠を基に話し合った方が浮気をやめてくれる可能性が高い
浮気調査を行うことで、パートナーが不倫相手とどれほど親密なのか知ることが出来ます。
慰謝料請求で有利になる証拠を掴むことが出来る
調査期間に複数回の不貞行為を繰り返していた場合、有益な証拠となります。
探偵に浮気調査を依頼すれば、ターゲットが不倫相手と会っていた日時や場所などを記録してくれます。
同時に高性能なカメラでその現場の様子や、ターゲットの顔をハッキリと撮影してくれるので、証拠としてとても強いものとなります。
自分で浮気調査を行うと身体に負担がかかり過ぎる
自分で調査を行う場合、1日中ターゲットの尾行をしなければならないときもあります。
1日中尾行するとなると体力も奪われますし、決定的瞬間を撮影するためにずっと気が抜けないので余計に精神的にも負担がかかってしまいます。
探偵に依頼することで、何もせず結果を待つだけで完璧な証拠を掴んでくれます。
証拠を基に話し合った方が浮気をやめる可能性が高い
不倫の証拠集めは、慰謝料請求以外にも役立ちます。
それは、夫婦での話し合いのときです。
証拠が無ければパートナーが浮気を認めず、話し合いが進まない可能性があります。
証拠があることで、不倫したことを素直に認めてしっかりと反省してくれるのではないでしょうか。
配偶者の浮気調査でオススメの探偵事務所:HAL探偵社
- 業界トップクラスで調査費用が安い
- 複数の証拠を集めて調査報告書を作成してくれる
- 全国どこでも出張調査が出来る
- 浮気調査専門の探偵が在籍している
- 要望があれば自宅近くのカフェなどでカウンセリングを行ってくれる
HAL探偵社の一番の魅力は、圧倒的に“調査費用が安い”ということです。
- HAL探偵社に依頼した場合:約28万円
- 他の探偵事務所に依頼した場合:約55万円
これは、4日間調査を行ったときの一例です。
同じ日数調査を行っているのに20万円以上差が出るのです。
もちろん、HAL探偵社が手を抜いているわけではありません。
無駄な経費を削って、基本料金を限界まで下げているから出来ることなのです。
HAL探偵社が作成する調査報告書の料金は、調査費用とセットになっているので追加費用がかかることがありません。
そのため、費用が安いのに他の探偵事務所と同じかそれ以上のクオリティーで報告書を作成してくれます。
大手の探偵事務所なので安心して任せられるのではないでしょうか。
パートナーの熟年不倫を予防する3つの対策
- コミュニケーションをしっかり取る
- 趣味など楽しみを共有する
- 誓約書を書かせる
コミュニケーションをしっかり取る
まず、夫婦間でのコミュニケーションを改めて見直しましょう。
今日あった出来事やテレビの話でも、他愛もない会話でも良いです。
話しかける頻度を多くするよう心がけるようにしましょう。
趣味など楽しみを共有する
また、一緒に出かける機会が少なければ買い物に誘ったり、旅行を計画するなど、少しでも一緒にいる機会を増やし、感情を共有することが重要です。
共通の趣味を新しく作るのも良いかもしれません。
誓約書を書かせる
離婚しない場合は、誓約書を書かせましょう。
誓約書とは、”二度と浮気しない”ことを約束させるための書面です。
浮気した場合は、”素直に離婚に応じて慰謝料を支払う”などの罰則も決めておきましょう。
熟年不倫が発覚!離婚のリスクとは
- 財産分与により生活水準が落ちる
- 子供との関係性が悪化する
- 体の衰えや病気になった場合看病してくれる人がいない
財産分与により生活水準が落ちる
まず、財産分与は婚姻期間中の財産を対象に、分割することです。
しかしこの分割の際に、財産を築いたのがどちらで、財産を維持していたのがどちらか、などといった話し合いが行われます。
それをもとに財産を分けていくのですが、結婚期間も長いため、上手く纏まらないケースが非常に多いです。
場合によっては、思ったよりも手元に金銭が残らず、生活水準がかなり落ちてしまうこともあり得ます。
子供との関係性が悪化する
また、離婚することで子供との関係性が変化する可能性があります。
場合によっては老後の面倒を見てくれなくなるかもしれません。
そのため、離婚に踏み出す前にきっちりと子供とも話し合っておく必要があります。
体の衰えや病気になった場合看病してくれる人がいない
そして、別れることになれば、不倫などで次の相手が決まっている場合以外、1人での生活が始まります。
そこで健康に問題が生じた場合、自分1人で対処していかなければなりません。
リスクも十分理解しておきましょう。
まとめ
今回は熟年不倫の実態について、離婚の原因や熟年不倫の出会いのきっかけ、予防策などを紹介しました。
熟年の離婚率は増えてきており、大きな原因に熟年不倫があります。
熟年層が不倫した場合でも慰謝料を請求することは出来ます。
慰謝料請求には浮気の証拠が必要になるので、浮気調査を行って探偵に調査報告書を作成してもらいましょう。
オススメの探偵事務所はHAL探偵社です。